NHKは20日、2019年前期の連続テレビ小説が、日本アニメ創成期を舞台にした「夏空」(4月スタート)に決まり、ヒロインを広瀬すず(19)が務めると発表した。同作は1961年の第1作「娘と私」から100作目。登壇した広瀬は「100回目のプレッシャーを感じています。新しい風を吹かせたい」と意気込みを語った。放送開始約1年5か月前のスピード発表に、同局の制作統括・磯智明氏(51)は、「撮影が来年夏から始まることになり、いつもより早い発表になった」と語った。
100作目の朝ドラの顔となった広瀬は鮮やかな紫のドレス姿で登場。「プレッシャーをかけてるわけじゃないけど、(周囲から)『100作目だからね』と言われ、ちゃんとプレッシャーを感じております」とその重みをかみしめた。
戦争で両親を亡くし、養父に連れられ北海道・十勝で育ち、日本アニメ界の創生期に東京でアニメーターに挑戦するヒロイン・奥原なつの生きざまを描く。実在のモデルはいないという。
節目ということもあり、オーディションでなくキャスティングで選出された広瀬。吉報は、前日19日に別の仕事で同局を訪れた際に聞いた。磯氏から説明を受けたというが「『えっ!?』という気持ちが大きすぎて、(説明が)全部左から右に流れた。それぐらい憧れの存在」と興奮気味に語った。
母親には同日に「すごいことになった」とメールで報告したが、現在放送中の朝ドラ「わろてんか」に出演中の姉・広瀬アリス(22)にはまだ話していないと言い、「お姉ちゃんやおばあちゃんには早く伝えたい」。アニメーターを演じる上で絵の経験を聞かれると「土屋太鳳ちゃんに『愛され画伯』と呼ばれたことある。そんなに自信ない」とはにかんだ。今後、絵画修業に励むという。
同局が14日に発表した18年度後期の朝ドラ「まんぷく」のヒロインはまだ発表されていない中での次回作のヒロイン発表。磯氏も「記憶にない」という早さだ。その背景について、「いつもより3~4か月ほど早い来夏から北海道で撮影が始まることになった。季節に合わせた長いロケが必要」と説明。さらに「NHKの働き方改革で制作期間を長く取るようにした」と、ゆとりある期間で撮影の密度を下げることも原因に挙げた。
東京五輪・パラリンピックを翌年に控えた100作目の朝ドラは、極めて異例な形でスタートを切った。
◆脚本の大森寿美男氏「不思議な感覚」
脚本の大森寿美男氏(50)は「てるてる家族」(2003年)に続く朝ドラ2作目。好きな朝ドラを聞かれた広瀬は同作を挙げ、「保育園の時にそれを見てから行くのが日常だった。石原さとみさんが演じる主人公の顔マネをしていた。自分が朝の日常の一コマになるのが、不思議な感覚。皆さんにとってそういう存在になれたらいい」と思いを語った。
磯氏は広瀬の起用理由について「19歳ながら恋愛ものや社会的にインパクトのある様々な作品を経験し、いろいろな表情などでたくみな芝居で返している」と説明。「強力なパートナーを得て、100作目の朝ドラを成功させることができると思う」と胸を張った。
続きを読みます http://www.hochi.co.jp/entertainment/20171121-OHT1T50010.html
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