テレビ東京「バイプレイヤーズ〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜」で共演の(左から)遠藤憲一、大杉漣さん、田口トモロヲ、松重豊、光石研(C)「バイプレイヤーズ2018」製作委員会 Photo By 提供写真 |
テレビ東京は23日、21日に急死した俳優の大杉漣さん(享年66)が出演し、亡くなる前日まで撮影していた連続ドラマ「バイプレイヤーズ〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜」(水曜後9・54、全5話)の第4話を今月28日に、最終回(第5話)を3月7日に放送することを決定したと番組公式サイトで正式発表した。同局の小孫茂社長がドラマ継続を編成部に指示したことを前日22日の定例会見で明かしてから、スピード決定となった。
「ご出演いただいておりました俳優・大杉漣さんが先日急逝され、第4話、第5話(最終回)の放送について検討しておりましたが、ご遺族、事務所、キャストの皆様からのご理解をいただきましたので、予定通り放送することを決定いたしました。ここにご報告いたします。今後の放送予定は以下の通りです。第4話:2月28日(水)、第5話(最終回):3月7日(水)」
第4話は3割、第5話は3分の2の撮影を残すが、脚本を一部変更する方向で撮影を進める予定。厳しいスケジュールの中、どのように完成を目指すのか、注目される。
小孫社長は22日に定例会見を行い、同作について「できることなら続けられないものかと思っている。編成にも指示した」と放送を続ける方向で調整に入ったことを明かしていた。
昨年1〜3月に放送された「〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら〜」に続き、名脇役たちが再び本人役で共演。企画段階の時に「パート2も同じスタッフとキャストでやらせてほしい」と制作側に懇願したのが大杉さんだった。小孫社長は「この番組へのお気持ちが強かった。視聴者からも“やってもらいたい”という意見が驚くほど多く届いている。少なくとも4話と(最終回の)5話は続けられないものかと思っている」と使命感に燃えていた。
21日に第3話を放送。同局には22日、メールや電話などで「続けてもらいたい」という要望が相次いだという。定例社長会見で、長田隆編成局長は「細かい調整はこれから」と話すにとどめた。21、22日の撮影は中止。当初のクランクアップは27日に予定されていた。
前回は、6人が共同生活を送る“おじさんだらけのテラスハウス”として話題に。今回は、テレ東制作の朝ドラ「しまっこさん」で共演することになった5人がロケ地を間違えて無人島に流れ着き、サバイバル生活を送るというストーリー。
第4話には里見浩太朗(81)とユースケ・サンタマリア(46)が本人役でゲスト出演。番組公式サイトには「『しまっこさん』の話題作りのため、ユースケ・サンタマリアが監督を務めることに。島ハウスを訪れたユースケは『ここで撮影をやろう』と言い出す。光石研以外の4人が反対する中、撮影はスタート!無茶な演出で壊されていく家の様子にバイプレイヤーたちの顔が曇り始める…。そんな時、光石が島で里見浩太朗とすれ違う。『なぜ、こんな所に…?』。果たして、朝ドラは…島ハウスはどうなってしまうのか?そして、里見の目的とは一体!?」と第4話のストーリーが掲載されている。
続きを読みます https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/02/23/kiji/20180223s00041000199000c.html
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