21日に急死した俳優大杉漣さんの妻で、所属事務所の社長でもある弘美さんが23日、事務所の公式サイトにコメントを発表。大杉さんと病室で対面したときに「“しばしのさようなら”をしなければいけない現実に立ちつくしました」と苦しい胸の内を記した。
大杉さんは20日午前8時から千葉県内でテレビ東京系ドラマ「バイプレイヤーズ」の撮影を行い午後9時に終了。その後、共演者の松重豊(55)らと食事して宿泊先のホテルの自室に戻ったが、翌日午前0時すぎにLINEで松重らに腹痛を訴えタクシーで病院に向かった。その約4時間後に死去している。
弘美さんは大杉さんの体調悪化を受け、病院へ向かった。「突然のことではありましたが、私は2月21日の深夜、千葉への車中で覚悟はできていました」と心中を吐露。それでも病室で対面した時には、ぼうぜんとした様子をつづった。「撮影中の皆さまもずっと寄り添っていただき朝を迎えました」と「バイプレイヤーズ」の共演者らと最期をみとった。
さらに「大杉は多くの方々に支えられ、元気に楽しい日々を送っておりました。深く感謝いたします」と気持ちを表した。
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