客席に感謝を伝える木村拓哉と二宮和也
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[映画.com ニュース] 作家・雫井脩介氏による小説を映画化した「検察側の罪人」の完成披露上映会が8月6日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、主演の木村拓哉をはじめ共演の二宮和也、吉高由里子、大倉孝二、八嶋智人、音尾琢真、芦名星、メガホンをとった原田眞人監督が上映後のカーテンコールに出席した。
この日の上映前には、木村ら8人が登壇した舞台挨拶が実施されていた。映画が終わり、場内の照明がともると、ステージ上に木村と二宮がサプライズで再登場。驚きのあまり総立ちとなった観客約4000人が拍手を送るなか、2人はゆっくりとランウェイを歩き、客席に向かって数回頭を下げた。その後、壇上に他の6人もそろい、一様に晴れやかな表情と満足げな笑みを浮かべていた。
マイクをとった二宮は「見て頂いたものが、すべてでございます」と真摯に話し、一身に拍手を浴びる。そして「いろいろ感じていただける部分は、多分にあると思います。もう一度、劇場で見ていただければ」と思いを託し、「ありがとうございました」と短くお礼の言葉を述べた。
さらに木村は、「今日(作品の思いを)受け取ってくれた、この場にいる全員に、感謝の気持ちを伝えたい」とニッコリ。一言一言に力を込めるように「こういう作品です。きっと、一度では消化しきれないと思っています」と観客の心情に思いを重ね、「僕も、もう一度見たいと思っています。ぜひ劇場でお会いしましょう」と語りかけていた。
「検察側の罪人」は、エリート検事・最上(木村)と、若手検事・沖野(二宮)が、ある殺人事件をめぐって信念がすれ違い、互いの正義を賭した戦いへと身を投じるさまを描く。8月24日から全国で公開。
(映画.com速報)
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