沢田研二の1980年代は妖艶で美しすぎ/芸能ショナイ業務話 - Crune Blogs

Latest

2018年10月22日月曜日

沢田研二の1980年代は妖艶で美しすぎ/芸能ショナイ業務話

第14回日本歌謡大賞 「きめてやる今夜」で放送音楽プロデューサー賞受賞の沢田研二(撮影日・1983年11月11日)

第14回日本歌謡大賞 「きめてやる今夜」で放送音楽プロデューサー賞受賞の沢田研二(撮影日・1983年11月11日)【拡大】

 17日のさいたまスーパーアリーナ公演をドタキャンし、連日話題になっている沢田研二。観客9000人の予定が7000人と分かり、開演直前に自ら中止を決めた経緯は賛否を呼んでいる。大スターだったジュリーの美学を貫いた、という声が多い中、なんだかなつかしい気分になって「勝手にしやがれ」や「TOKIO」など大ヒット曲を連発していた頃の動画を検索してみた。

 ジュリーが歌番組にひっきりなしに出演していた1980年代、子供だった記者の目には“なぜか化粧をしているきれいなお兄さん”という印象しかなかったが、40代を過ぎて改めて映像を見ると、妖艶で美しすぎて、ずっと画面に見入ってしまった。

 化粧をしているのに、ユニセックスではなく、男の色気にあふれていて、「勝手にしやがれ」で帽子を華麗に投げ飛ばすさまも完璧。パフォーマンスで、氷のように冷たい視線や激しい表情を浮かべたかと思うと、歌唱前のトークでは冗談を言ったり、はにかんだ笑顔を見せたり、“ギャップ”でも楽しませる。なんといっても、歌がうまい。

 ビジュアルからテクニック、演出までまさに“玄人”と呼ぶべきエンターテイナーぶりを見ると、すごい人だったんだな、と脱帽する気分になった。ドタキャンもあのジュリーが決めたことだから、と受け入れるファンの気持ちが分かるような気がした。

 21日に大阪狭山市で行われたドタキャン後、初ライブでも“シンプルな謝罪”だけで終わらず、「さいたまスーパーアリーナーを満杯にする目標ができた。あと10年は歌えるように頑張る」と素直に言ってしまうジュリーがなんだかすてきに見えた。

 批判を承知の上で美学を貫く頑固さと不器用さ、ジュリーしかできないやり方でわが道を築いてきたように、今回も自分の信念に従った結果なのだ、と腑に落ちる思いになった。

 ジュリーの動画に夢中になり、“タイムスリップ状態”に突入。気がついたら西城秀樹など1時間、昭和のアイドル動画を視聴。スターと呼ばれた人々の歌唱力、ダンス、魅せ方は今の時代にはない濃密な熱量にあふれていて、圧倒させられた。記者の“リアルタイム・アイドル”だった少年隊の映像にも改めてびっくり。「デカメロン伝説」や「stripe blue(ストライプ・ブルー)」といった代表曲での3人のダンスは、アイドルを超えた切れ味で、素直に「超うまい!」と感嘆してしまった。特に曲の間奏でのヒガシ(東山紀之)のバク宙は体操選手なみのクオリティーだった。あれだけ激しいダンスを踊っているのに、もちろん口パクじゃない。それはCG時代にはない生身の魅力で、だからみんな熱狂したのだ、と思った。

 ジュリー、ヒデキ、少年隊はもちろん、昔のスターやアイドルのパフォーマンスをぜひ今の若者にチェックしてもらいたい。 (記者のきもち)

Let's block ads! (Why?)

続きを読みます https://www.sanspo.com/geino/news/20181022/geo18102214390016-n1.html

0 件のコメント:

コメントを投稿