場内を和気あいあいとした雰囲気に
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[映画.com ニュース] 原作・山口ミコト氏、作画・佐藤友生氏による人気漫画を実写映画化したシリーズの完結編「トモダチゲーム 劇場版FINAL」が9月2日、全国27館で封切り。東京のユナイテッド・シネマ豊洲で行われた初日舞台挨拶に、主演の吉沢亮、共演の内田理央、山田裕貴、大倉士門、根本凪、上野優華、浦上晟周、久保田悠来、メガホンをとった永江二朗監督が出席した。
金か友情かを試されるゲームに巻き込まれていく高校生たちの姿を描いた人気コミックを、映画とドラマで実写化した「トモダチゲーム」シリーズ。ドラマ版では「コックリさんゲーム」、前作「トモダチゲーム 劇場版」では人の秘密を暴露する「陰口スゴロク」を中心に描き、本作では主人公の片切友一(吉沢)や美笠天智(山田)が対戦形式の最終ゲーム「友情かくれんぼ」に挑む。
お気に入りのシーンを問われた吉沢は「(友一の)一番ゲスい部分がマックスになる、シルクロードさんをボコボコにするシーン」に加えて、上野演じるゲームの監視員・マリアの「顔をなめるシーン」と回答。「(演じる前は)本当になめるのかとビビッていた」と話し、永江監督に相談して芝居の内容を変えようとしていたようだが「(上野の)『あ、そうですか? わかりました』とサラッと受け入れている様子を見て、『負けた』と感じて(笑)。監督に『これはやっぱなめましょう。これはやるしかない』と言いました」と裏話を明かした。
永江監督も同様に「漫画チックになってしまう」ことを懸念して、リハーサルで一度“顔なめ芝居”をやめていたようだが「上野さんが寂しそうにしていた」と思わぬ暴露。その発言を聞いた上野は「違う! 違う! そういう風に受け取りました? どっちでもいいと思っていたんです」と必死に否定していたが、永江監督と吉沢は「この意気地なしどもというくらいの雰囲気があった(笑)」(永江監督)、「度胸のすわり方が半端じゃなかった。男のくせに何をビビってんだよという目で見られたから、これはなめるしかねえと」(吉沢)と追い打ちをかけて、場内の笑いを誘っていた。
その掛け合いを大笑いしながら見ていた山田だったが、最後の挨拶では吉沢と共演できたことへの思いを吐露した。「一番熱く燃えたのは、吉沢亮君が企画の段階で『美笠天智は山田裕貴君でお願いしたい』と言ってくれたこと。同じ俳優の方から『やってほしい』と言われるのは光栄なことですし、芝居を超えたところでも友達として仲良くなれた。亮を支えられてよかったなと思っています」と語っていた。
なお、「トモダチゲーム 劇場版」のブルーレイ&DVDは、8月23日発売。
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