将棋の中学生棋士・藤井聡太四段(15)は1日、東京・千駄ヶ谷の将棋会館で行われた順位戦C級2組の対局で梶浦宏孝四段(22)に勝ち、9戦全勝と星を伸ばしてC級1組への昇級を決め、五段に昇段した。
藤井新五段は史上初めて中学生で昇段した棋士となった。
藤井四段はこの日、15歳6か月で昇段した。日本将棋連盟によると、五段昇段の最年少記録は加藤一二三九段(78)が1955年に達成した15歳3か月だが、五段昇段時には中学校を卒業していた。
昨年、藤井四段は歴代1位の29連勝を達成し、現在は対局数、勝数、勝率、連勝という2017年度の記録4部門で首位に立っている。各棋戦で活躍を続け、17年度の成績は1日の対局を終えた時点で51勝11敗。17日の朝日杯準決勝では羽生善治竜王(47)との公式戦初対局が決まっている。
対局を終えた藤井新五段は「序盤で形勢を苦しくしましたが、激しい展開になった終盤戦で踏み込む手を指せたのは良かった。順位戦の昇級を目指して1年戦ってきたので、五段昇段はうれしいです」と話した。
順位戦は名人戦の挑戦者を決める予選にあたるリーグ戦で、棋士は五つのクラスに分かれて対局する。好成績を収めてクラスが上がると昇段する規定がある。
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