民家で男性が血を流して死亡 殺人の可能性、住民の２０歳長男か 千葉・四街道市

　４日午前０時５０分ごろ、千葉県四街道市下志津新田の民家に住む４５歳の女性から、「帰宅したら鍵が開かず自宅に入れず、長男と夫と連絡がとれない」と県警四街道署に通報があった。同署員らが駆けつけ、同日午前２時５０分ごろ鍵を開けて、この家に入ったところ、１階の居間で大量の血を流して、床にうつぶせで倒れている２０～３０代の若い男性を発見。男性はまもなく死亡が確認された。同署は殺人事件の可能性が高いと見て捜査をしている。

　同署によると、この家は女性の夫（４６）と長男（２０）、次男（１７）の４人暮らし。女性と次男の安否確認はできており、亡くなったのは長男の可能性が高いとみて、身元の確認とともに、司法解剖を行い、詳しい死因を調べる方針。

　同署によると、女性が３日午後６時ごろ、外出する際には夫と長男が自宅にいたという。同署は男性が事件に巻き込まれ、女性の夫がなんらかの事情を知っているとみて、所在の確認を急いでいる。現場はＪＲ四街道駅北西約１キロの住宅街の一角。

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