「X JAPAN」のYOSHIKI Photo By スポニチ |
X JAPANのYOSHIKIが30日放送のTBS「中居正広のキンスマスペシャル」(金曜後8・54)に出演。番組インタビューの中で父の死について語った。
呉服屋の長男として裕福な家に生まれたYOSHIKI。幼い頃から病弱で入退院を繰り返していた彼に愛情を注いでくれていたのが、元プロのタップダンサーで、クラシックやジャズなど音楽に精通していた父親だった。小児ぜんそくだった息子のためにと、父は毎日のようにプレゼントを用意してくれたという。「毎日がクリスマスのようだった」と振り返った。
4歳のときにピアノを弾きたいと話すと、父がピアノをプレゼント。近所のピアノ教室に通うと才能を褒められ、腕前はメキメキと上達。喜んだ父は毎年誕生日に新しい楽器をプレゼント。YOSHIKIはさらに音楽にのめり込んでいった。
しかし、つねに憧れの存在だった父が、YOSHIKIが10歳の夏休みに自殺。「最初はよく分からなかった。夢を見ているのかなと。みんな泣いているので“ああ、死んだんだ、寝ているんじゃないんだな”と…」。突然の出来事を受け入れることができず、母や親戚に当たり散らした。以来「なぜ僕は生きているのに、父は死んだのか」と深く考えるようになったという。
当時、父の死因は心臓発作と聞かされたが「どういう風に死ねば、楽に死ねるのかとか…。そういうことばかり考えていた」とYOSHIKI。子供ながらに自殺を「毎日考えていた」と明かした。
だが、自ら命を絶つことをやめたのは家族の存在だったという。「ただね、弟もいますし母もいたので…。一応、長男じゃないですか。なんとなく、自分がしっかりしなきゃいけないのかなって思い始めていました」と告白。母は父の遺品を写真1枚以外すべて処分。休みの日は2人の子供を外へ連れ出し、明るく振る舞ってくれたという。気丈な母の姿を見て悲しみを封印したという。
既に父が亡くなった年齢を越えたYOSHIKI。MCの中居正広が「天国のお父さんはどうYOSHIKIさんを見ているんですかね」と尋ねると「なんとなく“負けるなよ”と言われている気がします」と語った。
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