同ドラマはシリーズ累計150万部を突破する海堂尊氏の小説『新装版 ブラックペアン1988』(講談社文庫)が原作。舞台となる大学病院で、突如導入されることになった手術用最新を巡る疑惑をきっかけに、外科医としてのプライドを守ろうとする“オペ室の悪魔”こと渡海征司郎(二宮)が、嫉妬渦巻く大学病院という巨大な組織に真っ向から立ち向かっていく姿を描く。
「依頼を受けた段階で音楽的にはこういう風にしようと決めていましたが、制作されているみなさんの番組に対する強い想いを伝えられていたので、曲が出来た時点でこれにどんな言葉を載せるべきかと随分迷いました」と制作過程の葛藤を明かした小田。「いただいた資料を何度も読み返すうちに、番組に携わる人たちが主題曲に求めているものと自分が歌いたいことはきっと同じ線上にあると確信して『この道を』が出来ました。ドラマが書かせてくれた曲です。皆さんはどんな風に聴いてくれるのでしょう」と想いをはせた。
プロデューサーの伊與田英徳氏は「小田さんに書き下ろしていただけるなんて、夢のようです。そして、作っていただいた曲に聴き惚れています」と太鼓判を押す。「『ブラックペアン』の根底に流れる本質が染みわたってきます。ドラマの中で、渡海や世良(竹内涼真)、高階(小泉孝太郎)、佐伯(内野聖陽)といった面々と競演している映像を早く見たいです。小田さん、素敵な曲をありがとうございます」と感謝を込めている。
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