7月30日の東京・中野サンプラザからスタートしたNMB48の全国ツアー「NMB48 LIVE TOUR 2018 in Summer」。今回のツアーは「ツアー選抜」メンバーで行われる公演(東京、神奈川、宮城、北海道、熊本、福岡)のほか、8月30日(木)の広島公演は「チームBⅡ」、9月3日(月)の兵庫公演は「U-19メンバー(9月3日の時点で19歳以下のメンバー全員)」、9月5日の愛知公演は「チームM」、9月14日の石川公演は「チームN」という構成で行われる。
ツアー2日目となる神奈川・川崎市スポーツ・文化総合センター公演は、初日と同じ「ツアー選抜」メンバー16人が出演。「overture」のあと、ナレーションによって一人ずつ紹介され、メンバーがステージに登場した。山本彩加さんがセンターを務める「ワロタピーポー」で始まり、「オーマイガー」「北川謙二」などのライブの定番曲で序盤から会場を熱くする。
MCコーナーでは、谷川愛梨さんが神奈川県川崎市出身で、3歳まで住んでいたことを告白。生まれ故郷での公演に、その表情からもうれしい気持ちが溢れていることが感じられた。
そしてキレのあるダンスから、「HA!」「カモネギックス」「難波愛」へと、着物風の和テイストの衣装で華麗に魅せた。そういう一面もNMB48の大きな強み。
続くユニットコーナーでは、「TOKYO IDOL FESTIVAL 2018」などのイベントで、ドラフト1期生以降のメンバーで構成されたユニット「カトレア組」が大活躍しているが、その中心的存在となっている山本彩加さん、梅山恋和さん、上西怜さん、岩田桃夏さん、山田寿々さんの5期生5人が「Good Timing」を披露。こちらも今回のツアーの注目ポイントの一つになっている。ほかに、初日に卒業を発表した山本彩さんと女子力動画で人気の吉田朱里さんの「アボガドじゃねーし」など、ユニットコーナーも見どころ満載だ。
後半は「Must be now」「欲望者」「ドリアン少年」「ヴァージニティー」「ナギイチ」「僕らのユリイカ」など、ヒットシングルを軸にした9曲を熱唱。アンコールを含めて、全26曲。メンバーのテンションも高く、会場にいるファンとの一体感も生まれたライブとなった。
そんなツアー中のNMB48だが、8月5日に行われた劇場公演で新たな発表が行われた。10月2日(火)に千葉・幕張メッセ イベントホールで、10月17日(水)に大阪・大阪城ホールで「NMB48 8th Anniversary LIVE」の開催が決定。周年ライブが関東で開催されるのは初となる。さらに、秋にアジアを回る「NMB48 ASIA TOUR 2018」(詳細は後日発表される予定)も開催。そして、10月27日に山本彩さんの卒業コンサートが大阪・万博記念公園 東の広場で開催されることも発表された。
それについて山本彩さんは「NMB48としては初の野外ライブということで、きっと素晴らしい景色が見られるんじゃないかと思います。最後にできるみんなとの大きいコンサートで、今までのNMB48と、今までの山本彩を皆さんにもう一度見てもらえるような、寂しさよりも楽しさを前面に出したコンサートにできたらと思いますので、是非楽しみに足を運んでくださるとうれしいです。どうぞよろしくお願いします」と、意気込みと見どころをコメントしている。
取材・文/田中隆信
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