口論から相手の右あばら骨を折るなどの重傷を負わせたとして、警視庁蒲田署は31日、俳優・速水もこみち(33=写真)の弟で東京都大田区の会社員・表久禎(おもて・ひさよし)容疑者(28)を傷害の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は6月2日午後7時20分ごろ、大田区蒲田1丁目の路上で、運転をめぐりトラブルになった自営業男性(47)の頭を数回殴って路上に引き倒し、首や肩に両ヒザでのしかかり、右あばら骨を折るなど全治約8週間の重傷を負わせた疑い。
蒲田署によると表容疑者は、前を走っていた男性と車の運転方法をめぐり信号待ちで口論に。防犯カメラの映像などから表容疑者が浮上したという。
近隣に住む女性は「180センチくらいあって背は高いですけど、イケメンというよりぽっちゃりして黒いし、少し怖い印象でした。速水もこみちさんの弟というのは知りませんでしたが…。子供と一緒にいる姿を見たことはないので、結婚はしていないと思いますけど」と話した。
表容疑者は高校在学中の2007年に大手予備校のCMに出演し、芸能界デビュー。「俵尚希(おもて・なおき)」の芸名で活動し、09年には映画「向日葵」にも出演したが、兄のような目立った活躍はできなかったようで、現在は俳優としては活動していない。
気になるのは兄・もこみちへの影響だ。
「家族の不祥事で芸能活動を自粛したり番組を降板する例は多い。ただ子供の不祥事なら親としての責任が出てくるが、今回は成人した弟だから責任を問われることはない。今は芸能界から離れているしね。でももこみちさんは、料理が得意でさわやかなイケメンという、完璧なイメージで売ってきた。そのイメージに傷が付いてしまうことはあるだろう」(テレビ局関係者)
これまではスキャンダルらしきものとは無縁だったもこみちだが、弟の逮捕をどう乗り越えるか。
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