兄弟の関係に変化が訪れる
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[映画.com ニュース] マーベル・スタジオの人気シリーズの第3弾「マイティ・ソー バトルロイヤル」日本語吹き替え版の新たな本編映像が、公開された。兄弟ながら宿敵でもあるソー(クリス・ヘムズワース)とロキ(トム・ヒドルストン)が、これまでのイメージとは異なるコミカルな“コンビ芸”を披露している。
強大な力を持つ死の女神ヘラ(ケイト・ブランシェット)によって故郷を奪われたソーが、アベンジャーズの仲間として共闘した盟友ハルク(マーク・ラファロ)、宿敵でもある弟ロキ、大酒飲みの戦士ヴァルキリー(テッサ・トンプソン)に協力を要請し、型破りなチーム“リベンジャーズ”を結成。故郷奪還のため、ヘラに再び戦いを挑む。「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」(2018年4月27日公開)につながる物語が展開する。
ヘラ(声:天海祐希)とのバトル中に辺境の星に飛ばされ、捕らわれの身となったソー(声:三宅健太)は、ロキ(声:平川大輔)に向かって「お前が必要だった。ずっと一緒に戦えると思ってた」とこれまでの戦いで2人の道が離れてしまったことを示唆。「2度と会わない方がお互いのためか」(ロキ)と別れを決意するも、ソーに強引に押し切られ、けがをしたふりをして敵の注意を引く「助けて」ネタを2人でやることに。首尾よく成功させ、「あー懐かしい」と満面の笑みを浮かべるソーと、「やっぱりいやだ。恥ずかしい」とうんざりした表情のロキのギャップが笑いを誘うシーンとなっている。
「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」で注目を浴び、本作の監督に抜てきされたタイカ・ワイティティは、本作でのソーとロキの関係性について「この兄弟の人間関係は以前と似通ったもので口論が絶えないが、おそらく心の奥底では深い愛情を抱いているんじゃないかな。自分以上に自分をよく知っている相手であり、最良の親友であり、最悪の敵でもある。今回は2人の関係が発展してお互いにほんの少しだけ信頼し合うようになる姿を見ることができると思うよ」と両者の変化を明かす。
ヘムズワースについては「このキャラクターをとても人間的にして共感できる存在にしてみせているよ。クリス(・ヘムズワース)はとても面白い男で、優れたコメディ俳優だ。彼の演技は最高だよ! クリスはおかしいシーンを演じるとき、とても輝いてその場を圧倒する。私たちは彼のコメディの才能もこの映画で生かしたいと思ったんだ」と語っている。
へムズワース自身も「今回のソーが1番僕自身に近いと思うよ」と話しているほか、ヒドルストンも「クリスは昔からずっと面白いヤツだったけど、ようやくそれを皆さんに見せることができることになったね」とこれまで以上にヘムズワースの“素”が出ていると語っている。
「マイティ・ソー バトルロイヤル」は、11月3日に日米同時公開。
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