今年で16回目となる同大会は、決勝トーナメントに進出した10人と当日発表される「復活ステージ」通過者2人が加わった12人の変則トーナメント方式で開催。4人ずつがA、B、Cの3ブロックに分かれ、各ブロックの勝者が最終決勝に進出。Aブロックのおぐ、Bブロックのゆりやんレトリィバァ、Cブロックの濱田でもうひとネタ披露し、21票のうち12票を獲得した濱田が栄冠をつかんだ。
中学生の頃からお笑い芸人を志していたという濱田。ビッキーズとハリガネロックのしゃべくり漫才。2012年には、アマチュアで『R-1』予選の舞台に飛び込んだ。同年にはNSC(吉本総合芸能学院)大阪校35期生として入学。大きな壁となったのが、ゆりやんの存在だった。優勝を決めた後の会見でも「ゆりやんは優等生のクラスで、僕は優秀じゃない方でした。別格で上の存在でした」と繰り返すように謙そんした。
優勝という最高の結果を決めたにも関わらず「何度か噛んでしまいました。自分の中で納得できなかったので、次の『R-1』では納得できる結果が出せるように、エントリー番号1番で出られるように準備したい。でも、そこまで持つかな」と早くも連覇に向けての参戦を宣言。「漫談でここまでこられたので、視覚障害者としてではなくて、漫談家として優勝することができたのがうれしいです」と言葉に力を込めた。
優勝特需に沸く中、報道陣から「出たい番組は?」と聞かれると「いいですか、今からボケますよ」と前置きしながら「日本テレビの『24時間テレビ』のチャリティーマラソンとかやってみたいですね。目が見えないので、コースとは逆の方に走っていったりしたら、いいんじゃないですかね。それに、僕が募金箱持っていたら、けっこう集まると思いますよ」とぶっちゃけ。すでに仕事オファーが殺到している状況だが「全国クラスの番組に出て活躍したいと言いたいところですが、現実的には関西を中心に活動していきたい」と明るいトーンで話していた。
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