「陸王」に出演する(左から)
佐野岳、上白石萌音、和田正人
(C)TBS
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[映画.com ニュース] 役所広司主演、山崎賢人共演のTBS系日曜劇場「陸王」に、上白石萌音、和田正人、佐野岳らが出演することがわかった。
原作は、人気作家・池井戸潤氏の同名小説。100年以上の歴史を誇る足袋業者「こはぜ屋」の四代目社長・宮沢紘一(役所)が、息子・大地(山崎)や従業員たちとともに、裸足感覚を追求したランニングシューズ“陸王”の開発に打ち込む姿を描く。上白石は宮沢の娘で家族思いの女子高生・茜役、和田は実業団「ダイワ食品」陸上競技部に所属するも膝を故障した長距離ランナー・茂木(竹内涼真)のチームメイト・平瀬孝夫役、佐野は茂木や平瀬のライバルである「アジア工業」陸上競技部のエリートランナー・毛塚直之役を演じる。
上白石は、自身の役どころを「天真爛漫でありながら常に家族のことを考え、しっかりと見ている女の子」と分析。「彼女が何気なく放つ芯のある言葉の数々にわたし自身も背中を押してもらいつつ、こはぜ屋の大きな挑戦を茜なりに支えられたらいいなと思います。このチームの一員である幸せを噛み締め、わたしも全力で走ります!」と意気込みを明かす。
一方、過去に実業団に所属するランナーであった和田は、「『役者』という新たな道を追いかけて突っ走ってきたこの道に、まさか再び、実業団ランナーとして駅伝を目指すチャンスが与えられるなんて。本当に人生は面白いものだなと、どこか運命めいたものを感じています」としみじみ。「平瀬という役には、奇しくも、僕自身がランナーとして経験をした栄光と挫折、苦悩や悩みがたくさん詰まっています。汗と涙で濡れながら、必死に生きた時代のひとつひとつのドラマを、平瀬とともに、当時よりもより熱く生きられたらと思います」と語っている。
佐野は、2015年放送のドラマ「下町ロケット」にも出演しており、池井戸氏原作のドラマには2度目の参加。「『陸王』に必ず出たいと強く思い、オーディション前からトレーニングを重ねてきました」と並々ならぬ思いを吐露し、「自分のなかで何かが変わったと思える池井戸作品に今回また参加できることを噛み締めながら、そして『陸王』を見て明日も頑張ろうと思ってもらえるように精一杯頑張ります」とコメントを寄せた。
ほか、「ダイワ食品」陸上競技部員役として、お笑いコンビ「げんき~ず」の宇野けんたろう、前原滉、花沢将人、佐藤俊彦、石井貴就、安藤勇雅、山本涼介の出演が発表された。
「陸王」は、10月期からTBS系で放送。
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