その道のプロ出川哲朗が説く、ＣＭドッキリはダメ

　タレント出川哲朗（５４）が６日、都内で「ベビースターラーメン６０年目新ＣＭ発表会」に、中国人モデルの「栗子」ことロン・モンロウ（２３）とともに出席した。

　今回スペシャルアンバサダーに就任し、１０日から放送の新ＣＭに出演する。出川は「リアルに子どもの時から食べてたお菓子。僕らの年代で食べたことない人はいないと思う。そんな食べてたＣＭを５０年後にやらせていただくのは、何か不思議な感じです。リアルにうれしい」と笑顔を見せた。

　ＳＮＳなどで「かわいい！」と話題になり、日本でもデビューした栗子からは、ＣＭでドッキリを仕掛けられた。ツナ缶を開けて中身を出そうとすると、食品サンプルで出せなかったり、おもちゃのマヨネーズを突然かけられるというドッキリに出川は「あまりに安っぽい、チープなドッキリで、昭和初期のドッキリだったので、これは別の部屋で（ロンドンブーツの田村）淳が見てるなというにおいがプンプンした。ＣＭのドッキリはダメだって言ってるんです。リアルな話金額も大きいですし、リアクションができなくなる」と苦笑い。

　この日のイベントでも、同様のドッキリを仕掛けられたが「今日はリハーサルしました。だって、楽屋に台本が置いてあって…。楽屋にドッキリの台本は絶対やっちゃダメですから」と暴露して、会場を笑わせていた。

　さらに、今後は日本で歌手やモデルとして活躍し、目標はテレサ・テンという栗子に対して、出川は「テレサ・テンの名前が出てきたときはビックリしました。鼻ザリガニやりますか？　熱湯風呂もやる？　仕事広がるよ～」とリアクション芸の世界に勧誘するなど、ノリノリだった。

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