問題の動画は「仙台・宮城『伊達な旅』夏キャンペーン2017」用のPR動画として製作され、7月5日から公開されていた。動画では壇蜜が伊達家家臣の子孫「お蜜」に扮(ふん)し、牛タンやずんだ餅などを妖艶な表現でPRしているが、ネットではこの表現に対し批判が相次ぎ、宮城県議会の野党側からも動画の削除が要請された。動画自体は話題を呼び再生数460万回を突破していたが、きのう27日、削除された。
この日心境を問われた壇蜜は「(動画が)一定の役割を果たしたということで、タレントとして私の役目はとりあえず終了した、という気持ちです」と振り返った。多くの再生数を稼ぎながらも批判を受けたことには「決してアクセス数の上にあぐらをかいてはいけない。批判があったことは私も県知事も製作担当の方も受け入れないといけないし、話題になってよかった、ということをわたしたちが主張してはいけない」と、神妙な面持ちで語った。
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