役への思いも告白した杉咲花
(C)久保帯人/集英社
(C)2018映画「BLEACH」製作委員会
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[映画.com ニュース] 久保帯人氏の大ヒット漫画を福士蒼汰主演で実写映画化する「BLEACH」で、杉咲花が朽木ルキアを演じていることがわかった。あわせてビジュアルも初披露され、杉咲は「ルキアというたくましく純粋な死神を自分が演じさせていただけるからには、原作を何度も読み返しアニメも見させていただき、自分なりにルキアを調べて役づくりさせていただきました」とコメントを寄せた。
シリーズ累計発行部数9000万部を超える人気漫画を、「GANTZ」「アイアムアヒーロー」で知られる佐藤信介監督のメガホンで映画化。霊が見える高校生・一護(福士)が、突然目の前に現れた死神ルキアから“死神の力”を与えられ、人の魂を食う悪霊“虚(ホロウ)”たちと戦うさまを最新鋭CGを総動員して描き出す。
第40回日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞に輝いた若き実力派・杉咲が、一護に死神の力を渡したことからその能力を失い、普段は女子高生として生活する一方で、有事の際には一護と共闘し心を通わせていくルキアに扮する。「無限の住人」でも共演した福士に対しては「初日から安心して撮影に臨むことができました」と振り返ったうえで、「今回、人間、死神という役柄のなか、一護にもルキアにも心がある、ということを台本を読んで感じました。お互いの存在がお互いを生かし合い、強くなっていく一護とルキアの2人が、大好きになりました。福士さんが一護だったからこそ、そう感じることができたのだと思います」と全幅の信頼をにじませた。
さらに「私が現場で実際に感じた2人の友情は、きっと見てくださる方々の胸に響くような作品になっているのでは、と思っています!」と作品への自信をのぞかせる。佐藤監督も「こうした異世界感が感じられるキャラクターを演じるというのも非常に難しいと思うのですが、杉咲さんはとても慎重かつ丁寧に、一方で大胆に、この役を演じられました。撮影現場でも、杉咲さんはルキアと表裏一体。表情、立ち振る舞い、話し方など、ルキアにしか見えなかったです。和装に身を固め、刀を持ち、黒髪をまとめたその姿は、勇ましくもあり、凛々しくもあり、そして何よりも愛くるしいほどキュートでもありました」と太鼓判を押し、観客に「杉咲さんにしか演じられない、人間味あふれる死神、ルキアの活躍をぜひ、劇場で楽しんでいただければと思います」と呼びかけた。
撮影自体は2016年9~11月に行われたが、現在は1年以上に及ぶポストプロダクションの真っ最中。物語の全容は不明なものの、7月20日に全国公開されることが発表された。
(映画.com速報)
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